札幌の宿泊はスパ/サウナつきカプセルホテルのニコーリフレがオススメ。実際に泊まってみた
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札幌に観光に行きたい本州民の方からすると、ホテルの宿泊代ってバカにならない。
試しに、じゃらんから雪まつりシーズンのホテルを検索してみると、
4万円代が一番最初に出てきて絶望だ。これに加えて、イベント時にはべらぼうに高くなる飛行機代もある。気軽に行ける値段でないっす。
出費の多い札幌旅行。せめてホテル代は安く済ませたい。
そんな方にオススメしたいのが、カブセルホテルのニコーリフレだ。
ニコーリフレとは
ニコーリフレはすすきの近くにあるカプセルホテルスパ。 料金は宿泊¥3,000〜、スパサウナのみ1日¥2,200〜。 スパサウナとしては高級な感じだが、宿泊としては安すぎる。外出も自由&地下鉄南北線や札幌駅も近いので、観光もしやすい。食事もススキノ界隈に繰り出せば、北海道の幸を存分に味わえる。 札幌観光の拠点としては最高な場所というわけ。
ニコーリフレに泊まってみた
少し前に「有吉マツコの怒り新党」で、「新3大・こだわりがハンパないロウリュ」として取り上げられていたので、結構行ったことがあった。ただ、宿泊はまだだったのでいつか泊まってみたいなあと思っていたところ。 そんな折、正月明けにちょっと時間ができたためカプセルホテルデビューを決意。スパサウナもよかったけど、宿泊するとまた違った面が見えて案の定最高だった。 と言うわけで、ニコーリフレ宿泊の、チェックインから楽しみ方、注意点をまとめてみた。
チェックイン
エレベーターで1Fから4Fへ。出るとロビーがすぐそこにある。会員カードを見せて、カプセルホテルのスタンダートタイプを選択。ロッカールームのキーを受け取ると、7Fのカプセルホテルに促された。 宿泊であれば、ここから外出も可能。ロッカールームの鍵を渡して、外出の旨を伝えればロッカーに荷物を預けたままススキノに繰り出せる。
ロッカーも完備で 観光も楽?
宿泊でもスパサウナオンリーでも、専用のロッカーが割り当てられる。中には肌さわりのいい館内着が入ってる。ロッカーが少々狭いのでスーツケースを入れるのは厳しい。ロッカールームの隅にスーツケースを置きっ放しにしてる剛の者もいたが、ロビーで相談して預けるのが吉。 ここに荷物を預けてススキノに行くも良し、サウナに行くのも良し。最高の1日が始まる予感。
スパサウナは水素風呂メイン イオンミストサウナも○
スパサウナの様子はこんな感じ。結構広く、混んでいる休日でもくつろげる。シャンプーリンス、髭剃り、歯ブラシ、タオルも使いたい放題なのが嬉しい。パウダールームには化粧水まで置いてあった。アメニティの充実っぷりはさすがである。 水素風呂は38℃のぬるめのお湯にジャグジー。テレビを観ながらぼーっと浸かるのが天国。 41℃の高温風呂は水風呂との相性が抜群だった。3分も入ると汗だくになり、デトックス感が半端ない。
イオンミストサウナはぬる目の室温。ゲルマニウム石から蒸気があがりなんとも言えない温泉地っぽい匂い。遠赤外線効果とマイナスイオン効果で体がジンワリ温まる。ニコーリフレと言うと、ロウリュばかりが注目されるが、イオンミストサウナも好きだ。
ノリノリのロウリュサービスは体育会系の世界
[st-kaiwa-696]そもそもロウリュって何って人は↑の動画を見るべし[/st-kaiwa-696]
で、話題のロウリュ。なんと1時間に1回開催されており、いつ行っても大抵ロウリュができる。
と言うことで、バスタオルを腰に巻いて時間前にサウナ内で待機。時間近くになると、ゾロゾロとベテランサウナーが集まってきた。専用のパンツとか帽子とか被っててガチ感がすごい。
開始時刻。あっという間にサウナ内は上級サウナーでいっぱいに。常連同士で何やら盛り上がっているので耳をそばだててみると、下記のような会話。
「おー〇〇さん。お疲れ!」
「いやー、最高だね」
「聞いた? 今度サウナ王が来るらしいよ?」
サウナ王って何だ? と思いつつ常連同士の会話をニヤニヤしながら聞く。風呂入ってるだけなのに、一体あの人たちはどうやってお互い仲良くなったんだろうななどと無用な思考を巡らせる。
今日は3連休の中日の日中だったので、上級サウナーで無茶苦茶混みあっていた。が、朝方や夕方、平日の昼間であれば僕みたいな下級サウナーでも、気兼ねなくサウナできる。人見知りのサウナーは入る時間帯を調整するといい。
まあ上級サウナーでいっぱいのロウリュの方が結果的には面白い。これについては後述する。
しばらく待っていると、シャツをきたスタッフが氷を持って入ってきた。
一人一人に氷を配っていく。脱水防止の氷だ。基本、氷は1つだが、2、3個もらっていくのが通らしい。もらった氷はすかさず口の中へ。最高にうまい。
さらに待っていると、赤シャツを着た元気のいい兄ちゃんがやって来た。ロウリュ師だ。
ロウリュ師が自己紹介を行うと、
「いよ!」
などという合いの手とともに、サウナー全員が拍手。
このノリ。嫌いじゃない。
さて、いよいよロウリュの始まりである。まず最初に、ロウリュ師がアロマ水をサウナ石にぶっかける。石で蒸発したアロマの心地いい匂いがサウナ中に充満し、健康的な空間になる。
その後、乾いたタオルを持った師が、バッ! バッ! と1サウナーあたり3回ずつ熱波をあおいでぶち当てる。
ブワッと一気に体の周りが暑くなり、熱波が顔を叩いて行くのが分かる。一瞬にして汗だく。口の中の氷も熱波のリズムにあわせて、ジュン! ジュン! と溶けていく。
テレビを消した静寂の空間の中、タオルであおぐ音だけが「ヴォ! ヴォ!」と響く。その音の合間に、サウナーたちが必死に熱さに耐える呼吸音がスーハー、スーハー。いろんな意味で熱い世界である。
冗談抜きで熱いので、最初の熱波3回で、出ていく人もいる。ロウリュで無理するのは厳禁なので、堂々と出て行っていいと思う。上級サウナー曰く、熱に弱い人は、下の方の席に座った方が良いらしい。退出が楽になるから。ちなみに僕は最上段の席にいた。死にそうになった。
全員に熱波を浴びせ終わったら、次はオカワリサービスだ。好きな回数、熱波を浴びれるらしい。なぜか誰もが熱波10回を希望する。「んあぁーっす!」と言ううめき声とともにタオルの音が響く。僕は3回ぐらいでいいなあと思いつつ、周りの人が10回デフォなので、つられて10回やったらまた死にそうになった。
サウナーも汗ダクで辛そうだが、一番辛いのはロウリュ師である。この高温の中、タオルを100回以上振るので最後の方はフラフラになっていた。なので、シメの挨拶が終わった後の、サウナーたちからの賞賛の拍手。これには少し感動した。
「いよ!」
「よいしょ!」
などと言う合いの手とともに、全力の拍手がサウナ室に響き渡る。もはやライブである。大変なロウリュ師の仕事を皆が全力で労う。上級サウナーがいたからこそ、この一体感を味わうことができた。少人数でしっぽりロウリュウを味わうのもいいが、賑やかにやるのも大変オツだった。なので、この雰囲気を味わいたい方は、土曜や、連休の中日の昼をオススメする。上級サウナー達と男の世界を楽しもう。
サウナを出た後は、全員にレモン水のサービスがある。かなりありがたい。夢中でゴクゴク飲みほした。
レモン水で喉を潤した後は、
16℃の「備長炭凛水風呂」である。16℃は全国的に見ても低温な水風呂で、ザブリと入ると一気に頭の芯が冷える。ロウリュで極限まで熱せられた体をこの温度差で癒す。交感神経が極限まで刺激され、頭がシャッキリと冴える。最高である。
居酒屋「あっぱれ」でキンキンに冷えたビール&うまい飯
スパサウナは、ノリ、クオリティ、健康感、どれを取っても最高であった。しかし、侮るなかれ。スパサウナ以外にもリラックスできる施設がたくさんある。その一つが居酒屋「あっぱれ」である。
ニコーリフレのビル内にあり、館内着でそのままインできる。スパサウナで極限までデトックスした後は、
やはりエクストラコールドでしょう。キンキンに冷えたアサヒ印を喉に流し込む。うますぎである。
ビール以外にもメニューは豊富にあり、
信じられないことに¥4,000で飲み放題宴会+スパサウナというコースもある。いつかニコーリフレ宴会をやらないといけない衝動に駆られる。
個人的にはネギトロ丼がかなりうまいのだが、この日は四川チャーハンをチョイスした。辛さすごい。クセになる。あまりに美味しかったので2つ頼んだら¥1,700ぐらいした。正直少し高いが、料金はチェックアウト時に一括で払うシステム。財布の紐がついつい緩くなる。後会計だからって無茶苦茶使っちゃうの、スパあるあるである。
リクライニングルームは漫画読み放題、無線LANでノマドにも最適
「あっぱれ」で腹をパンパンにしたら、3Fのリクライニングルームでひたすらにダラダラするのが定番コース。リクライニングには全てテレビがついており、呼び出しボタンを押すと軽食やビールも注文できる。漫画もむちゃくちゃ置いてある。ワンピースとキングダムを読みまくった。なんだここ、住みたい。
館内には無線LANが設置してあり、メールアドレスを登録すれば簡単にWi-Fiを使うことができる。データ制限を気にせずひたすらYoutubeを見たいオナマケさんも満足。
無線LANがあるということは、PCを持ち込めば仕事もできる。ちなみに僕は3回ぐらい来たが、仕事ができたことはなかった。漫画がね。面白すぎるからね。
一つ難点をあげるとすれば、深夜になるとお客さんのイビキが凄まじいことになる。ただ、フロントで無料で耳栓を貸してくれるので、ここで寝て一夜を明かすことも可能。まあ深夜料金払ってスパサウナのみにするぐらいなら、少しお金を出してカプセルホテルに泊まったほうが良いとは思う。
カプセルホテルで静かに就寝
2F 6F 7Fがカプセルホテルスペースになっている。カプセルホテルスペースは薄暗く、静かなので、ちゃんと熟睡できる。ベットもきちんとしているので、リクライニングルームで寝るよりはかなり快適。こちらのスペースでも無線LANがあるので、ネットも楽しめる。パソコン仕事は周りに迷惑なのでオススメしないが、スマホで安眠BGMなどをストリーミングしながらゆったり過ごすのがオツ。もちろん電源もある。
地味に嬉しいのが、カプセルホテルのチェックアウト時間は、チェックインから24時間後と言う事。深夜に入って、午前中にせかされつつチェックアウトなんてことはない。僕は15時にチェックインしたのだが、次の日は10時に起きて、スパサウナでロウリュを受け、ゆったり14時チェックアウトをかました。
ちなみに、ロングステイタイプという、長期滞在をコンセプトにした部屋も用意されている。コインランドリーもあるので、もはや生活ができるレベル。いつか1週間ニコーリフレで生活してみたという記事を書く予定なのでお楽しみに。
ニコーリフレに行くべきポイントまとめ
ニコーリフレは上級サウナーの元気さと暑苦しさだけを見ても、完全に汗と男の世界だった。(なんせ女湯はない)
暑苦しい男の世界が大好きな僕にとって、ある意味キュンとするスポットだったと言える。
ニコーリフレのオススメポイントをまとめると
- ススキノにあるので観光拠点として完璧
- 普通のホテルより格段に安い
- ロウリュや水風呂のクオリティの高さ
- 暑苦しい上級サウナーとスタッフに元気をもらえる
- リクライニングルームはダラダラするスポットとしては札幌イチ
- カプセルホテルに泊まれば、ぐっすり。サウナで健康
- 併設の居酒屋の料理はうまい
こんなところだろうか。
興味を持った方は、是非ニコーリフレに泊まってみてほしい。
以上、下級サウナーのニコーリフレレポでした。1週間ニコーリフレ生活は本当に近々やりますのでお楽しみに。
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